フォーサイヴィレッジ
2010年、ラオスの農村フォーサイ村で教育関係の活動をはじめました。
はじまりは小学校の改築から。中学校を建て、高校も建ち、ランニングコストを回す事業を組み立て。わたしたちができることはわたしたちが。
彼らにできることは彼らが。一方通行ではなく、お互いが求め合い、応援し合う関係性を築いてきました。
活動とともに続けてきたことがあります。
それは、「主観的幸福感」の質的調査。
ラオスの農村で暮らす人びとは、経済的には決して豊かではありませんが、主観的幸福感が高い。一昔前話題になったブータン王国と似ています。


朝食を家族で囲んで食べたり、みんなで畑で農作業をしたり、
特別なことは何もない。
家族のつながりや村の中のつながりの強さは、心理的安全性がとても高い。
そんな昭和初期を思い起こすような暮らしは10年間変わらない。
しかし、ひとり1台スマホをもって、Facebookのアカウントを持つようになった。
昭和初期の暮らしにFacebook。強いつながりと弱いつながりのバランスが新しくなっている。
その激しい変化のなかで、主観的幸福感はどのように変化していくのか。
そして、この村での調査結果を、日本の地域社会にどのように実装していくのか。
仮説検証を繰り返し、それぞれのローカルの幸せをつくります。
主観的幸福感の質的調査に興味のある方はぜひご連絡ください。